「アイスホッケー」
というスポーツは
「主に白人さんがプレイするスポーツ」
らしいです。。。
フロリダに住み始めてから
そんなことに気付きました。


カリフォルニアに住んでいる時は
あまり人種のことは
気にしていませんでした。
だってカリフォルニアだと
どのチームにも
アジア系が数人はいるし。
それにスポーツするのに、
人種なんだの
どうだって良いじゃないですか。

息子は州外遠征が主だったので、
(シーズン中、月に2回は出ていました)
彼から
カリフォルニア州外チームや
文化のことは
なんとなーく聞いていたのですが。。。

フロリダに引越してきてから
目の当たりにしたその違い。
「ここまで白人社会だったとはっ!!!」
というのが
私の正直な本音です。

そんなに白人だけの文化だと
白人ハーフですら
とても目立つんです。
時には差別的な扱いも受けます。

というわけで
我が娘、
さすがアメリカ育ち、
強靭です。
「壁があるなら破壊しちゃえ(笑)」

対戦相手でも
元チームメイトでも、
西海岸と東海岸を結ぶ
「いとこ同盟」
なる
「ハーフ人ネットワーク」
を構築中。

白人社会にいると
ハーフ人でも
とても目立つので、
お互いになんとなく
目が合うらしく、
会話を始めることが
多いらしいのです。
年齢はひとつふたつ
上だったり下だったり。
みんなティーンです。
彼女たちはお互いのことを
「私のアジアンのいとこ」
と周囲に説明するので、
あっちもこっちも
チームメイトたちは
みんなそれを信じています。

これまた「いとこ同盟」は
みんな仲良しで
遠征先でしか会えないこともあり、
試合と試合の合間に時間が合えば
一緒に食事へ行き、
“Rice is the power!”
「コメはパワーなり!」 
なんて言いながら、
お米が主食のゴハンを
食べて笑っています。

 

こんなふうに
チームが違うのに
仲良しにしているガールズを見ると、
彼女たちのチームメイトも寄ってきます。
そこからチーム同士がどんどん仲良くなる、
そんなことも起こり始めます。

いとこ同盟のガールズは
自分たちの人種的な立場を理解しながら、
周囲に押しつけがましくするもなく、
ただ楽しくきゃっこらきゃっこら。
楽しそうにしていると
それはそれで良い影響が
周囲にも及ぶというものです。

国が違うから?
言葉が違うから?
「そんなもん、
どうにかすりゃいいんだよ、
あははははー」

いやいや、このたくましさ、
やっぱりアメリカンウーマンだ!(笑)
いとこ同盟のガールズ、
芯の強いしっかり者が
そろっております。