スポーツをする際にユニフォームに着替える、
子供が自分で着替えて当然です。
「自分のことは自分でやる」
これは当たり前なんです。
でもこれが当たり前ではない親子が多い!
日本でもアメリカでもとにかく多いです。

もちろん小さなお子さんで
まだまだ自分でできないことが多いなら、
親が手助けをして当然だと思います。
でもね、私が言っているのは、
そういう「小さな子」ではなくて、
「大きな子」と「その(いい歳をした)親」です(苦笑)

「トップアスリートになりたければ、
自分のことは自分でやるように。」
トップアスリートを多く育てているコーチほど、
口を酸っぱくして何度も繰り返します。
理由は簡単です。
トップへ行けば行くほど
細かいことに気付き、
自己調整が必要となるからです。
スケートのこの部分をきつめに、とか、
このテープの巻き方、とか、
そういう個人レベルでの調整ですね。
そしてそれを自分でやらずに、
いつも他人まかせにしていたら、
何かあったときに
いつも他人のせいにしてしまう。
将来、自分と向き合えずに逃げてばかりの、
そんなアスリートになってしまうのです。

私がよく知るホッケー界で言うと、、、
まずリンクに着いたら、
ホッケーギアは自分で車から出して、
ロッカーへ運ぶ。
ギアは自分でつける。
スケートも10歳からは自分で結ぶ。
水ボトルは自分で洗浄し、用意する。
練習後に脱ぐときも、
自分で脱いでギアバッグに入れる。
車に入れる時まで
ギアバッグは自分で管理する。

こんなところでしょうか。

ちなみにうちの娘が参加している春ホッケーキャンプでは、
年齢枠だけでプレイヤーたちが分けられていて、
レベル別にはなっていません。
そうすると16歳と18歳枠という年齢枠でも
親にギアをつけてもらい、
スケートを結んでもらう、
練習後も子供は大の字になって突っ立っていて、
親が脱がせてあげる、
そんな親子が居るんです。

言いたくないけど、、、
上のレベルのプレイヤーたちは
ちらっと見ては
「ぎょっ」
として
「こういう子とは付き合えない」
とさっさか避けて行きます(苦笑)
上のレベルじゃなくても、
「上手になりたい!」
と強い意志のある子たちは
やはり避けて行きます(苦笑)

どうせ関わるなら、
改善を加えてくれたり、
良い影響を与えてくれたり、
上へひっぱりあげてくれたり、、、
そんなヒトたちと関わり合いたい。
今日も私と娘が
アイスリンクで感じることでした。