すみません、1週間ぐらい投稿が抜け落ちました。
胆石がつまり、
胆嚢が腫れていたので緊急手術、
ということの運びです。

というわけで、本日はその時のことを書いておこうと思います。

ことの始まりは23時ごろからのひどい嘔吐、
その数時間後からは痛み始め、
朝の3時過ぎに旦那が
病院の救急へ運んでくれました。


救急室は満床状態で、お医者さんがひとり。
待てど待てど看護師さんしか来てくれず、
「今は点滴で水分しか入れてあげられないの」
と申し訳なさそうに言う。

思わず旦那に
「撃ち殺してくれー」
と言ってしまいました。
だって陣痛より痛いんだもん!

やっと看護師さんが
吐き気止めも点滴に入れてくれて、
吐き気がやっとおさまってきました。


病院到着後から2時間ほどして、
お医者さんの問診がありました。
その後に超音波検査で胆石がつまっていて、
胆嚢がかなり腫れていることが分かりました。
それが分かってから
やっと痛み止めを入れてもらうことができました。


なんと痛み止めはモルヒネなのに、
これがちょっと痛みを和らげる程度しか
効いてくれないではありませんかっ!
「看護師さーん、もっと痛み止めください!」
ってお願いしたら、
「これは4時間に1回しか投薬できないのよ。」
と申し訳なさそうに言う。。。

朝の8時頃までには入院が決定し、
翌日に手術ということも決定。
手術から経過が良ければ、
2日後に退院、
という予定になりました。
そして救急から
3階の一般病棟に移動。

2人部屋に入ってから、
すぐにコロナ検査をしたら、
なんとまさかの陽性が。。。

速攻で個室に移されました。

うつされたこの個室、窓も大きくて、
緑も見えるし、空が大きい!
「わぁ~、キレイな部屋!」
と私は思わず言ってしまった。
そうしたら看護師さんが
「だって、ポジティブだもん。
ポジティブよ、前向きにね。
アップグレードの気分で行きましょう!」
とニコニコして言ってくれたのです。
英語で陽性はPositiveポジティブ。
看護師さんに、
座布団2枚あげたかったです❤

実を言うと、こんなときにコロナ陽性で、
なんだかとっても申し訳ない気分だったんです。
そして頭の中は
「あー、手術、無理かも」
と思っていました。
そして痛いの、
もうホントに痛いの!!!

でも看護師さんは
私がワクチン接種を3本目のブースターまで
受けているのを知っていたので、
陽性が出た私を嫌がることなく、
「あなたはやれることはやったんだし。
それにね、もうこればかりはしょうがないのよ!」
ととてもにこやかに話してくれて。。。
心強かったし、安心しました。

 

モルヒネ投与→うっつらうっつら→痛みが戻ってくる、
これを繰り返していると、
夕方までには複数のお医者さんが来てくれました。


第一執刀外科医さんは2人の助手(女性外科医)さんを引き連れて来て、
とてもわかりやすく手術の説明をしてくれました。
「3か所、穴をあけて、そこに器具を入れて、
そこからはもうテレビゲームみたいなんだよ。
ずーっとモニター見てるんだから。」
だって。。。(笑)

内科医さんは
「外科医にも言われたと思うけど、
口からは一切食べたり飲んだりしないでね。
水分はすべて点滴で入れてるから大丈夫!」
とのこと。

「この食いしん坊が2日間も何も口にしないなんて、
そんなことがあり得るのだろうか?」
と考えてしまったのだけど、
モルヒネが切れ始めると
「やっぱりこの痛みで食べるって無理かも?」
と思い直すしまつ(苦笑)

夜中も2時間に1回は
バイタル(血圧と体温と心拍数)を
とりに来てくれるのは有り難いのだけど、
さすがにゆーっくり寝かせてもらえない、
良いのか悪いのか。。。

 

翌日は14時に手術室入りをして、
びっくりしたのは麻酔医さんも女性、
手術室の看護師さんも全員女性、、、
こりゃ、後でこの部屋は、
第一執刀外科医さんだけが男性ってことだわね。

 

なんて考えながら目を開けたら
もう自室に戻っていました。
時計は17時半をさしています。
そして
「めちゃくちゃ両肩が痛い!!!」
「ん? 胆嚢を取ったんだよね?」
「え?あれ?なんで肩が痛いの?」
とまとまらな思考をぐるぐるしていると、
看護師さんがすぐに気付いて
「手術は無事に終わりましたよー」
と話しかけてくれました。
「看護師さん、私、肩がすごい痛いんですけど?」
と恐る恐るきいてみると、
「おなかにガスを入れて膨らまして手術するの。
そのときにお腹の神経とつながっている所が
術後に痛むのは通常で、
胆嚢摘出では両肩が結構痛むのよ。
なるべく動いたほうがガスも抜けるし、
痛みも早く収まってくるから。
なるべく歩いてね。」
と教えてくれました。

このときは
「よし、頑張って動くぞー!」
なんて思ったんだけどね。
ちょっと自室のトイレに行くだけで
お腹も肩も痛くて、、、
「トイレへ行くので限界!」
ってことをすぐに学びました(笑)

術後は痛いけど、
手術前のあの激痛はなく、
医療関係者の皆さんには良くしてもらって、
本当に感謝しかないです。
手術から2日後には退院出来て、
自宅療養で順調に回復に向かっております。