
いろいろな呼び名がありますね。
試合中、 彼らは最終尾のディフェンス。
しかもいつもひとりぼっち。
良くも悪くも
ひとりで立ち続けます。
メンタル強くないとやってけません。
そんなゴールテンダーを育てるコーチたちって
どんな精神の持ち主なのでしょうか。
私は自分の子供たちのアイスホッケーに携わり、
たくさんのコーチ軍を見てきています。
今、ちょっと考えてみて気付いたのですが、
試合中にゴーリーコーチが
怒鳴っている場面や
精神的に崩れている場面というのを
私はほとんど目にした記憶がない!
とは言え、
コーチになりたてのとても若い方が、
自分のイライラをミスした子にぶちまけた、
そんな場面は記憶にあります、、、(苦笑)
しかしゴーリーコーチの多くが、
感情は出さず、
そして今さっき起こった過去に捕らわれず、
これからどうするか
将来へ向けての的確な指示出しのみ。
ベテランゴーリーコーチって
ホントに試合中も
「ホトケサですか?」
っていうぐらい冷静沈着なんですよ。
以前、ゴーリーのメンタルキャンプを
ちょっとだけ見せてもらったことがあります。
私の感想は
「なんでこれを若い時にみんな習えないんだろう?」
「なんで学校でこれを教えないんだろう?」
「これを小さい時に習っていたら、私の人生は随分違っていた!」
とかなり衝撃が大きかったんです。
ゴーリーのメンタルキャンプでは
自分のパフォーマンスを
環境や感情で左右されないようにする、
試合内容に関係なく自己の全力を出す、
そんなことを習うのですが、、、
いやぁ、私もほんのちょっと見せて頂いただけですが、
私たちがどれだけ日ごろから感情によって
無駄を強いられているか、
痛いほどよく理解しました。
もう耳が痛い痛いの連続でしたね(苦笑)
自分の感情のアップダウンに束縛されることなく
もっとたくさんのことを落ち着いて判断できただろうな、
良い結果に結びつく行動に出れてだろうな、、、
悲しみ憎しみ自己嫌悪感、
ずっと小さくてすんでいただろうな、、、
ちょっと見せてもらっただけなのに
帰路は頭の中がグルグルしてました。
どうして学校でこういうのをやらないんでしょうか?
このメンタルキャンプがみんな必修だったら
きっと戦争なくなるよ?