学生寮に入居した我が息子であるが、
只今、自室待機中である。
(Grab Hub 30ドル分 ←自室待機中の食事事情はこちら)
1週間を過ぎたころ、
カリフォルニアの日本語学校で一緒だった幼馴染が
「今、ニュージャージーに居るよ。
ミツワ(日系ストア)にいるけど何か欲しい物ある?」
とテキストをしてきてくれたとのこと。
息子は
「後でちゃんとお金払うから、
伊藤園のミルクティー買ってきてくれる?」
とお願いしたらしい。。。。。
今年の3月末に息子がブルックリンに行くと決めて、
それからちょっと経った頃、
「あれ?Aちゃんち、ブルックリンに引っ越しだって。。。」
「小さな時一緒にカリフォルニアに居たけど、
こんな年になってから近所になるなんて、、、
誰も想像しなかったよねぇ!?」
そうなのである。
カリフォルニアに居たときは日本語学校が一緒だったとは言え、
彼女のおうちと我が家の真ん中に日本語学校がある地理関係だった。
だからお互いの家は40マイル以上は離れていたはずである。
それが今現在、Aちゃんと息子は1マイルも離れていないところに住んでいる。
「ホント、人生ってどうなるかわかんないんだねぇ~!」
と笑っていた息子。
さてさて、ボトル入りミルクティーをお願いした息子、
数時間後に自室のドアがノックされ、
その日の夕飯が来たのかと思いきや、
Aちゃんが寮の下に届けてくれたものを
セキュリティの人がドアに下げていってくれたとのこと。
「お茶、来たー!」
と喜んで袋を開けてみたら、
ボトルのミルクティ、しかも大きなボトルのほう、2本も!!!
この時点で息子は「やったー!」であった。
しかしそれだけではなかったのだ。
「あれ?横に何か入ってる?!」
なんとそこには、たい焼きくんも2つ入っていたそうな。
その時の様子をズーム(Zoom)で教えてくれた息子は、
空を見上げて合掌して
「『Aちゃん、Sさん(Aちゃんのお母さん)、ありがとー!!!』だったよ。
マジで、こういうの、すっごい嬉しい♥」
と大きなスマイルでした。
付け加えて言っておくと、
「自由の女神様はあっちむいていつもずーっと立ってるだけだけどさ、
僕にとってはAちゃんとSさんのがずっと女神様だよ❤」
とのことでした(笑)
そうだよね、自分の好きな食べ物を持ってきてくれる人は、
うんうん、女神様だわね。
私もそれにはまったく異議ないわ(笑)
そんなこんなで「自由の女神様」の上を行く女神様たちを
ブルックリンで発見した息子でありました。
*ブルックリンの学生寮では、
寮の1階にいつもいるセキュリティの人が
すべてのデリバリーを受け付けてくれます。
特に生徒たちの自主待機中のこの2週間は
荷物や食事を受け取って各部屋まで持ってきて、
ドアに下げておいてくれることになっています。
対面で人と会うことは2週間断絶されている生徒さんたち、
あと数日で解放されます。