前回( ハーバード大学メインキャンパス )は
娘に不評でしたが、
それでもキャンパス巡りは
続行です。
とにかくたくさんの学校を見て回り、
自分はどんな雰囲気が好きか、
それを知ってもらいます。
今回はマサチューセッツ工科大学、
通称、MITに来ております。

MITのマスコットはビーバーです。
なぜビーバーかというと、
それは
「ゼロからの物作りが得意だから」
です。
MITは
『今ないものを作りだす』
そんな大学なのです。
今まで不可能だったことを
可能にするテクノロジー。

こちらのほうは古い建物で
メイン通りに
学校のシンボル的な存在です。

キャンパスは街中に
広がっているような感じですが、
大きな敷地には
遊び心がたくさん表現されています。
でもこの遊び心って、、、
かなりの技術や思いつきがないと
制作不可能です(笑)
⇧この鏡とライト、
校内に展示されていて、
私が気に入った作品です。
パッと見た目は
「白と黄色のライトの輪」
なのですが、
実は輪ではありません。
輪に見えるように
鏡を使っています。
でもね、
どの角度から見ても
輪になるんですよ。
すごくないですか?

MIT散策中、
娘は
「ここ好き~❤」
と何度も繰り返し言ってました。
ちなみに
⇧ここでは
「シカゴのビーンみたい!」
「あ、あと原宿のビルのあの入り口!」
とのこと。

娘とふたりで
「こんな⇧デザインで
本当に作っちゃうのがすごいよね」
と言ってしまいました。
かなりハチャメチャなデザインなので、
まずこんなふうに思いつくことから、
凡人じゃないような気がします。
私はこのビルを見たとき、
数寄屋橋公園の
「太陽の塔」
を思い出しました(笑)

娘が必ずチェックしたいジム。
ですが、
1階はコロナ検査の会場となっており、
立ち入り禁止。
ちなみに検査会場となっているところは
通常ですとフルサイズのアイスリンクです。
外から見たら結構大きなジムでしたが、、、
2階に上がって見ると、
なんとラケットボールコートの横に、
ポンドのホッケーリンクまで
あるじゃないですか!?
いやいや、これは珍しいですよ!
D1やD3のホッケーチームを抱えている大学でも
ポンドまであるところは
滅多にありません。
ちなみにMITも以前は
アイスホッケーに力を入れていました。
でも今はD2のクラブホッケーのみです。
写真を撮り忘れたのですが、
大きくてメンテナンスが
よく行き届いている、
飛び込み台があるプールもありました。
縦50メートル、
横25メートル 、
オリンピックサイズ❤

そして屋内のトラックは
広々していて
夏休みの間にちょこちょこと
修理をしている様子です。
何かのスポーツのコーチが来て、
「キミもここでこれから授業あるの?」
と聞かれた娘。
「え? 私はクラスありません。」
と答えたら、
「自主トレも良いけど、
暑いから、水分補給はするんだよー。」
と言って立ち去るコーチさん。。。
そんなコーチさんの後ろ姿を
見送りながら
「ここの生徒になれるもんなら
さっさとなりたいよ」
と、横でほざく女子高生(苦笑)

学校内を抜けて
ブックストアへ寄ります。
ここにたどり着くまでに
生徒さんや先生とすれ違ったのですが、
「MITは人種の層がとても厚い」
そんな印象を受けました。
黒人さん、ヒスパニック系、ヨーロッパ系、
アジア系もいろ~んなアジア系が居ました。
娘はそんなところも気に入った様子です。

そしてブックストア内でも
「MITの柔軟な頭脳」
を見せつけられました。
赤ちゃん用セクションが
あまりにも充実しているんです!!!
これには娘も私も
「こういうの、大好きぃ~❤」
と興奮してしまいました。
しかも、
難しいことをいともや
簡単に説明してしまう、
赤ちゃん用の科学の本が並んでいます。
海洋学、物理、数学、、、
娘に
「どうして赤ちゃんの時から
ここに連れてきてくれなかったの!」
と言われたオカンでありました。。。
ちーん、
手遅れね、
あなたはすでに高校生(苦笑)

「どうしてこんな簡単に
これを説明できる人がいるのに、
学校の教科書は
あんなに分厚くてわかりずらいんだ?」
という娘の質問。
思わず激しく同意するオカン、
ここにありき(笑)
「頭の良い人が作る教科書と、
平均の人が作る教科書の違いなのかな?」
という娘の
かなり辛口コメントで
MIT訪問は終了しましたとさ。