先日、いつもならとっても元気の良いリーダー格の女の子が

「なんだかなー」とパッとしない顔で練習前のロッカールームに入ってきた。

「なんかあった?」とチームメイトの女の子たちがちょっと心配そうにきいてみる。

「高校で、『彼女にしたい女の子』の投票があって、2番に選ばれたんだ」

とのこと。

アスリートにとっての2番ってのは、まぁ厄介、ホントに面倒!

悔しいような嬉しいような、、、

深くて辛口で複雑な心境になるものなのであります。

チームメイトの女の子たちは

「あぁぁぁぁ、2番かぁぁぁ!」

「悔しいね、それは!!!」

彼女が1番になれなかった悔しさに、みんな同情気味。

2番に選ばれた彼女、

「いやいやいや、そうじゃないの。。。。。。」

2番という順位が彼女を複雑な心境にしているのではないらしい。

「実は、この投票、男子だけが投票するんじゃなくて、女子もしたの。。。」

なんと彼女は男女共学の高校で行われた

「彼女にしたい女の子」投票で2番に選ばれたのでありました(笑)

「これってさぁ、、、

女子からも『彼女にしたい』って思われてるってことだよね?」

当の本人は困惑気味ですが、チームメイトの女の子たちはたくましい。

「今の時代のカップルなんて、男も女も関係ないじゃない?!」

「男子からも女子からも人気あるってのはスゴイことだ!」

「それでも2番かぁ~!やっぱり1番が良いよ!」

「そうだよ、次は1番だ、1番取りに行くんだ!」

いつも支えてくれるチームメイト、頼りがいがあるのだけど。。。

今回ばかりは

「1番になっても喜べないよ。だって私レズビアンじゃないんだもん。。。」

とチームメイトの女の子たちの助言をそのまま飲み込めないのでありました。