こちらでの高校卒業は
とても特別な意味があります。
それは高校までが義務教育であり、
「卒業」
という言葉は
やっとこの時から
つかえる言葉だからです。
高校を卒業する生徒さんたち、
4年生(シニア)にとっては
かなり大きな区切り目です。
学校も親もコーチも、
シニアをこの世に大人として
送り出す準備のイベント盛りだくさん。
そこでスポーツではシニアナイト、
と呼ばれるイベントがあります。
シニアだけ特別扱いしてもらえる日です。
お花をもらったり、
バッジをもらったり、
その学校やスポーツによって
異なります。
娘の高校ホッケーでも
シニアナイトがありました。
シニアの子たちは
卒業時にガウンにつけるロープと
記念のオリジナルTシャツを
氷上で授与してもらいました。
学校のために何か成した、
ということを示すロープです。
卒業時のガウンにつけるロープの数が多いほど、
その生徒さんは学校内でかなり活躍した、
ということになります。
これは受け取る本人にとって
とても光栄で名誉でもあります。
そしてそれは
教員やスタッフさんにとっても、
生徒内でも、です。
うちの娘は最終的に
何本のロープを付けられるのやら。
卒業当日のお楽しみらしいです。
(教えてくれないんです(笑))


