ヒールを直してくれるShoe Repair靴の修理屋さんが
去年、店じまいをしてしまった。
30半ばのお兄さん、手を真っ黒にしてひとりでいつも店を切り盛りしていた。
私、ヒールはあまり好きではないけど、でも無いと困る。
というわけで、いつも数足は自宅にそろえている。
ヒールが減ってきたら、靴が傷む前にヒールを付け替えてもらう。
これを東京に住んでいる時から当たり前のようにやっていた。
旦那と息子の革靴のヒールも減ってきたら直してもらう。
気に入った革靴を購入し、大事に履き続けることができるのである。
良い革靴というものは何年も履くものだと思っていた。
でも近年、安くてペラペラな靴を買う人が増えた様子。
ヒールが減ってきたり壊れたら、直さずすぐに捨ててしまうのだ。
お兄さんのやっていたShoe Repair靴の修理店も
お客さんが減った理由はそこだと思う。
良い物はブティックへ行けばあるけど、、、
あまりにも高額でまったく手の出ないような物になってしまった。
買えない一般人は安もんで穴を埋めるしかないような時代。
なんだか好きになれないな、そういうの。。。
すさんだ空気が自分の中を流れていく瞬間である。