「地域性」というのは
どこへ行ってもあります。
今日はアプリの頼り方にも、
この「地域性」があることを
紹介しようと思います。

日本ではグーグルよりもヤフーですが、
アメリカではヤフーよりもグーグルです。
そしてそこにヤルプも加わります。

カリフォルニアでは、
レストランやお店の情報を
ヤルプ Yelp
というアプリに
頼っているヒトがほとんどです。

ところがフロリダに来てから
学んだことは、
「東海岸のヒトたちは
ヤルプに頼る傾向が極めて低い!」
ということです。


では何に
頼っているのかというと、
それはなんと
「グーグルマップ」
なのです。

もっと言うと、
グーグルマップに書き込まれている
情報とランク付けです。
シリコンバレーに長く居た私、
旦那も子供たちも、
これにはみんなで
「は?  なんで?」
です。

なぜならシリコンバレーでは
グーグルマップを
地図機能としてしか
使わないんです。
グーグルマップの
お店情報とランク付けは
「まぁまぁ」
なんです。
「当たり障りのない内容」
「大雑把であまり頼りにならない」
私たちにとっては
そんな感覚です。
まず
「1行しかない情報」
ってところからして、
情報が簡潔過ぎやしませんか?(苦笑)
そして写真投稿の量も少な目です。
しかしこれを逆から見ると、
ネット事情がまったく異なる、
ということも言えます。
「高齢者の多いフロリダでは、
『情報量が少なすぎるぐらい』
のほうが判断しやすいから、
好まれるのかな?」
とも考えられるからです。

だってヤルプは情報が
もっと細やかなんですもん。
個人ベースの感想等も満載で、
グーグルマップに出ている情報よりも、
ずーっと深いんです!
そのため必然的に
情報量は多くなります。
なんででしょうか、
シリコンバレーの気質が
出ているというか、
「理由はこうだから、これは良い!」
というような
「理由付け」「証拠」
もはっきりしているんです。
単に「良い」では、
「『良い』の基準なんて、
みんな違うじゃないか!」
(カッチーン、
なんの役にも立たん情報じゃい!)
というところですね。

さてさて、
ここまで読んでみて、
あなたはどちらの地域性に
当てはまりそうですが?
やっぱり私は
「良い」「美味しい」
だけの情報内容では
満足できない、
カリフォルニアの地域性に
属しているみたいです。
(もっと歳をとったら
かわるのかもしれないけど。。。)