マイアミ空港から
東側の大西洋に向かって
10分ぐらいの街、
ウィンウッド。
ここは急激な勢いで
生まれ変わりつつあります。

実は、ここ、
つい最近まで
あまり良くない
地域だったんです。
コンクリートの建物は
鉄製のフェンスや
ゲートに囲われ、
落書きがいたるところにありました。
建物にはもちろん、
電柱やゴミ箱、
見るものすべてに
スプレーペイントが。。。
ちなみにですが、
スプレーペイントのこういった落書き、
多ければ多いほど
そこは良くない地域と見なされます。

しかし、この落書きっぽい絵を
アートとして紹介し始めたのが
ここマイアミの一角、
ウィンウッドです。
勿論ですが、
落書きとしてではなく、
アート的価値のある作品のみを
大々的に取り上げて、
そのアート分野を広げている、
(まだまだ作業続行中)
という感じです。

個人的な私の見解では、、、
マイアミ人の好きな
明るい色、まぶしい色、
それらを目立たせるために
黒色の部分が多め。
線がはっきりしていて
遠目でもすぐに理解しやすい
図柄、配色、太い線、
というパッと見、
わかりやすいデザイン。

逆の視点から言うと、
こんな明るい色の作品が多い中で
白黒だけで
中間色の灰色を
上手に使った作品や、
パステル系の彩色の作品は、
目立つような気がします。

ウィンウッドは
作品の入れ替わりが
とても激しい壁画地帯。
次回行ったら
ちょっとだけ歩いて
また見てまわるつもりです。